ひとり時間を楽しもう♪これだけあれば充分満足!安くて手軽なひとりバーベキュー

ひとりバーベキュー
気候が良くなってくるとアウトドアのひとつとして人気が高いのがバーベキュー。キャンプ場からビーチ、公園や自宅の敷地内と様々なシチュエーションででき、開放的な空の下で焼きたての食材を食べながら過ごす時間は最高ですよね。

もちろん、みんなでワイワイと食べるのも楽しいのですが、今回ご紹介するのは安くて手軽な「ひとりバーベキュー」。実は私・店長のしばたも仕事終わりの夕方に庭の隅っこでちょくちょくやっています。

ひとりバーベキュー風景
手軽に庭でも出来るのがいいところ

炭火に食材の脂が落ちて上がる煙を見ながらビールやお酒を頂く「一人の時間」は自分を見つめ直す貴重な機会ともなり、心身ともにリフレッシュできるものです。今回はそのひとりバーベキューの簡単なやり方についてご紹介を。

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【目次】

  1. 必要なもの
  2. さぁ、早速始めてみましょう♪
  3. 美味い!そしてリラックスできる至福の時!

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1. 必要なもの

まずは必要最低限の機材や食材で始めてみましょう。慣れてきたら徐々にグレードアップするのも楽しみのひとつになりますので、最初は安いもので充分です。

機材 コンロ(七輪)、焼き網、炭、着火剤
おすすめの食材 牛肉各種、鶏もも肉、鶏軟骨、イカ、帆立、魚、フランクフルト、トウモロコシ、長芋など

必要な機材

施設を借りるならこれらの機材は揃っていると思いますが、自分で用意するなら最低限これらを用意しましょう。すべてホームセンターに行けば簡単に買えます。

七輪、網、炭
火力の調整用にはレンガがあると便利です。

コンロ

卓上用コンロからBBQ用の自立式のものまでありますので、ニーズに合わせて選びましょう。大きいものを選んでしまいがちですが、大きなコンロは一度にたくさん焼ける分、炭火の消耗も早くたくさんの炭が必要になります。特に少人数での場合は一気に焼き上がってしまうと冷めてしまうので、小さめのものをお勧めします。少し多めに焼きたい時にはコンクリートのU字溝などを逆さにして網を置いて使ったりもしています。

焼き網

何度も繰り返し使うのであれば100均のものより、500円〜700円程度なのでしっかりしたものを買ってしまう方が結局お得です。掃除は食器用洗剤などを入れて水に漬けてから洗うと比較的よく落ちます。ただ、スポンジやブラシは脂やヤニが付いて取れなくなりますので、100均のもので構いませんので焼き網専用のスポンジやブラシにしましょう。

外国産の安いものから備長炭など高級なものまで売っていますが、着火も早いので外国産の安いもので十分だと思います。但し安い分だけ燃え尽きるのも早いです(笑)。

着火剤

着火剤
これもいろいろありますが、私はこれらを使っています。左は灯油を染み込ませているので若干灯油臭いですが、瞬間的な火力はバツグンで安いです。左の着火剤で火をつけて、右の持久力がある着火剤にも点火して炭に火を付けます。

おススメの食材

バーベキューと言えば牛肉!というイメージが強いですが、それに加えて美味しいのが鶏肉や海鮮。特にひとりバーベキューの場合はあまり量を用意せずにビールやお酒を頂きながらチビチビと焼くのが最高ですよ。

牛肉

牛肉肩ロース
コストコで買って来た牛肩ロースを好みの厚さにスライス
やっぱりバーベキューといえば牛肉!ですが、ホルモン系以外は焼きすぎてしまうと固くなって美味しくなくなるので、食べる分だけをちょっとずつ焼きましょう。お肉は結構お腹がいっぱいになるので、少人数向けの場合は少なめで大丈夫です。

鶏肉

鶏もも肉
業務スーパーで買って来た冷凍もも肉を一口サイズにカット
鶏肉は炭火で焼くと特に美味しく感じられる食材。その中でもしばたのオススメはもも肉と軟骨。どちらもリーズナブルな食材ですが、焼き立ては最高に美味しいですよ!もも肉を一口サイズよりちょっと大きめにカットして焼くと、炭火の煙で燻されたパリパリの皮とジューシーなお肉がたまりません。

ヤゲン軟骨
軟骨系はビールや酎ハイなどお酒のお供として最高です。

イカ

イカの胴
少し海鮮系も食べたいな、というところではやっぱり定番のイカは外せません。お醤油を塗ってから焼くと香ばしさも加わって大人から子供まで万人が美味しく頂けます。

殻付きホタテ

殻付きホタテ
甘みがあって美味しいホタテもやっぱり炭火焼には是非用意したい一品。殻付きならバター(なければマーガリンでも可)とお醤油を少々落として焼くとたまりませんね。殻付きだとお値段的にも手ごろなのでおススメです。

基本は炭火で焼いてチビチビと食べるのですが、少し余ったら〆のお茶漬けの具材にできるので、少し脂と塩気がある鮭やサバがおススメです。
ノルウェーさば一夜干し
中でもしばたのおススメは脂の乗ったノルウェー産のサバ。炭火で焼くとジュワーっと脂が滴り落ちて煙で燻され、皮もパリパリに美味しく焼きあがります。水気の多い魚だとどうしても網に身がくっついてしまうので、少し水分が少ない干物が便利です。

お子様向けに

ひとりでお肉や海産物を焼いていても、結局お子さんが「何食べてるの?」とやってくるのがよくある光景。我が家ではそんな子供たちの為にトウモロコシやソーセージ、そしてご飯の残りを使っておにぎりなども用意しておきます。焼きおにぎりなどを一緒に焼いてあげます。ウチは子供たちが野球をしていて土日の夕方はお母ちゃんが疲れていることも多いので、そんな時はこの焼きおにぎりやトウモロコシを追加で焼いておくとそれで充分晩ごはんになったりもします。私は自分の時間を楽しんでいながら、ついでに妻の夕食を作る手間も省いてあげることができて一石二鳥です。

2. さぁ、早速始めてみましょう♪

準備が整ったところで早速始めてみましょ♪

まずは火起こし

火を扱っても危なくない広い場所でまずは火起こしから。着火剤を一番下に置いたら、後は空気が入りやすいようにすき間を作りながら炭を組み合わせて積んでいきます。当たり前のことなのですが、火は下から上に向かって燃えますから、やけどをしないように気を付けながら着火させたい炭を上に積み上げていきましょう。

この時、写真のような火起こし器があるととても効率的です。炎が下から上に上がる原理をうまく利用しているので少量の着火剤でもたくさんの炭に着火することが出来ます。
火起こし器

網をしっかり焼く

炭に火が着火したらコンロや七輪に炭を移して網を被せましょう。念のため網は事前に(火起こしの間に)水洗いをして水を切っておくと便利です。そして網を置いたらまずはしっかりと網を空で加熱するのが大事。網がしっかりと熱されていないうちに食材を置くと網にくっついて離れなくなりますので、ちょっと面倒ですが網はしっかり熱することが大事です。

さぁ、焼くぞ!

食材も解凍するものは解凍し、必要なものは軽く塩コショウをすれば準備完了。網もしっかりと熱したらいよいよ食材を焼いていきましょう。
ひとりバーベキューセット具材

3. 美味い!そしてリラックスできる至福の時!

順番は基本的にお好きなものからで構いませんが、鶏肉はしっかり加熱することが必要なことと、脂も滴り落ちて炭火も良い感じになるのでウチでは先頭バッターとして焼くことが多いですね。

網をしっかりと熱したらカットした鶏もも肉を投入。もも肉だけでも充分美味しいのですが、お酒のアテ用に軟骨やこの日はたまたまスーパーで売っていた砂ずりなども一緒に焼きました。
鶏肉を焼く風景

牛肉や海産物は焼きすぎると美味しくなくなってしまう(固くなってしまう)ので、食べる量を考えてボチボチ入れるのがおススメ。
牛肉は食べる分量だけ

だいたいバーベキューで失敗したと後悔するのが、最初に張り切ってたくさん焼いて食べきれずにお肉が固くなってしまったり、焼き過ぎて炭みたいになったお肉や野菜を見つける時ですよね(笑)。その辺は心して、ちょっと少ないな~、くらいの感覚で焼いていくのがコツです。

もしスペースが余っているなら、トウモロコシや焼きおにぎりなど、冷めても美味しく頂けるものや焼き上がりに時間が掛かるものを少しずつ置いていくとちょうど良い感じになります。
焼きおにぎりやトウモロコシ

お肉系がひと段落したら次は海産系の出番です。

まずはみんな大好きなホタテから。バターを乗せて網の上に置いたら軽くお醤油を掛けるのがおススメ。

殻付きホタテ調理写真
我が家ではホタテを焼いていると必ずチビ達がにおいを嗅ぎ付けでやってくるので、最初から多めに焼いておきます(笑)。

その後は酒の肴にも最適なイカですね~。表面に軽く醤油を塗ってから焼くと香ばしくなって更に美味しいです♪

つぼ抜きイカ焼き
これを焼く頃にはもうイイ感じに酔いが回っていることも多いです(笑)。

あ~、美味い!
これで頭も心もリフレッシュして明日からも頑張るぞ~(^^)/

となること間違いなし!皆さんも是非お試しくださいね。
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↓手に入れにくい海産物をまとめたバーベキューセットもありますよ。↓

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