焼き魚ヘルシーでは美味しいけれど、魚の臭いや後片付けが大変だからついつい敬遠してしまう…。と思っているあなたに朗報です!
今晩からお魚を焼く時はフライパンを使いましょう!
確かにフライパンだと後片付けが簡単そうだけど、それじゃあ美味しく焼けないんじゃないの?と私も思っていましたが、試してみたらこれが結構美味しいんです。本日はその焼き方のコツをご紹介しますね。
フライパン調理の手順
焼き魚をフライパンで調理する際の手順は以下の通り。
- クッキングシートやアルミホイルを敷く
- 魚を乗せてフタをし、弱火で加熱する
- 裏返して同じように焼いたら出来上がり♪
はい、これだけです。
では、もう少し具体的に見ていきましょう。
クッキングシートやアルミホイルを敷く
魚焼き用のクッキングシートも売っているようですが、わざわざ買うのももったいないので、今回は自宅にあったお菓子作り用のクッキングシートを敷いてみました。クッキングシートがない場合はアルミホイルを敷くのでもオッケーです。ちなみにご想像の通り、シートを敷くのは片づけを楽にするためです。
魚を乗せてフタをし、弱火で加熱する
フライパンで魚を焼く際の一番のコツはフタをして弱火でじっくり焼くというところです。フタをするのは蒸気を利用してしっかりと加熱をするため。要は蒸すようになるので魚の水気も必要以上に蒸発せず、ふっくらと美味しい仕上がりになります。
ちなみに当店のIHクッキングヒーターは加熱が10段階になっているのですが、弱火という事で目盛は3にして7~8分加熱するとこんな感じになります。
裏返して同じように焼けたら出来上がり♪
もうフライパン自体もしっかり熱せられていますので、今度は同じく弱火(目盛3)で3~4分焼くと出来上がりです。クッキングシートを敷いているので汚れもまったくなく、このままシートを取り外してゴミ箱にポイするだけで片付けも完了です。
ちなみに念のため、テフロン加工のフライパンで直に焼いてみましたが、当然ながら焼き跡(焦げ)がフライパンに残りますが軽く水洗いするだけでキレイに取れました。もし「毎回クッキングシートを使うのはもったいないなぁ~」と感じられるようでしたらフライパンに直接でも大丈夫そうです。
西京漬や粕漬は焦げやすいので気を付けて!
西京漬や粕漬などは特に焦げやすいので、表面の味噌や酒粕は指で拭き取るようにして頂けるとより美味しく上手に焼けます。表面の味噌や粕を取り除いても当店の西京漬/粕漬はしっかりと漬け込まれて味が入っていますので、味わいが損なわれることはありません。ただし、水で洗い流すのはおススメしません。水っぽくなってせっかくの味付けバランスが変わってしまいます。
片付けの手間を考えたら断然フライパン
魚を簡単に焼く方法としてはフライパンの他にも両面焼きグリルやオーブントースター、スチームコンベクションオーブンなどもありますが、おススメは断然フライパンです。理由は魚の臭いが残らないから。フライパン以外の機材は箱になっている(囲まれている)ので臭いが付きやすいのはご想像の通り。魚焼き用のグリルなら魚しか焼かないので問題ありませんが(ただし若干掃除が手間)、他のジャンルのお料理(例えばパンやケーキを焼く等)でも使用するトースターやオーブンだとやっぱりちょっと嫌ですもんね・・・。
時間のコスパを考えたらフライパン調理はアリかも!
プロの料理人さんにお聞きすると魚の焼き方は遠火でじっくりが基本だそうで、だから炭火焼でじっくりと焼くと美味しいのだそうです。熱した網の上に魚を置いて炭火で焼くと余計な水分や脂も落ちて、その落ちた脂の煙で燻されてより風味も出てきます。
でも、本格的なお料理は機材や時間の問題もありますし、調理や後片付けのことまで考えると毎日3食のおうちごはんでそれをするのは大変ですよね。それであれば思った以上に美味しく焼けて、しかも後片付けがラクチンなフライパンでの調理はコスパで考えるとかなり優秀な調理方法ではないかな~と思います。是非一度お試しあれ!