令和6年能登半島地震の影響と被害状況について 

2024年1月1日の夕方、お正月気分で久しぶりにゆっくりとしていたところに襲ってきた「令和6年能登半島地震」。

本震の少し前にグラグラっと揺れた時には「あ~、また時々ある地震かな」くらいの軽い気持ちで考えていたのですが、その後にやってきた揺れは棚が倒れそうなくらいの横揺れが結構な時間続き、さすがに危険を感じるほどの強さでした。私・店長のしばたは学生時代に阪神・淡路大震災も経験しているのですが、それに勝るとも劣らない揺れを感じるほどの大規模な地震でした。

お正月気分も一気に吹き飛ぶような揺れでした。

地震が収まった後もアラームが鳴り響き津波警報も出されたので、妻と自宅にいた息子には近くにある市役所(近所では最もしっかりした高層ビル)にすぐ避難させ、私は金沢市内の塾で勉強していた次男(大学受験生)を急いで迎えに行き連れて帰りました。おかげさまでその後は大きな地震もなく避難勧告も解除になったので妻たちも自宅に戻って来、今日に至っています。

おかげさまで当店は何事もなく無事でした

今回は能登半島での地震だったようですが、石川県は南北縦に長い地形になっており、当店は同じ石川県でも白山市と言う金沢市の南側に隣接したロケーションにあるため、震源地と比べるとほぼ被害と言うほどの被害もなく自宅や事務所も置いてある本や事務機材がバラバラになった程度で済みました。

左の赤丸が当店の所在地。右側の赤で囲んだ四角が製造拠点の所在地。

地震直後から多くのお客様や取引先担当者様から安否を気遣うお電話やラインを頂きましたが、おかげさまで当店としては特に被害もなく無事です。ご心配をお掛け致しました。

製造・出荷拠点に行ってきました

富山県内でもかなりの被害が出ている様子で、当店の主要製造拠点であり商品を保管・出荷して頂いている富山県鮭鱒漁業協同組合さんにも当日連絡を取らせて頂いたところ、幸い社員・関係者の皆さんともに無事だとのことでホッと致しました。ただ、テレビやネットで見る限り結構ひどい被害に遭っている所も多い様子だったので心配になって観に行ってきました(鉄道は震災後翌日には復旧していたので電車で行きました)。

で、実際にお邪魔して撮影した風景がこちらです。

富山県鮭鱒漁業協同組合の本社は富山湾の海岸線から道路を隔てたまさに「目と鼻の先」にあるロケーションなので、津波警報も出ていたのでちょっと厳しいかな~と内心思っていましたが、幸い特に大きな被害はなかったようで、冷蔵庫内の商品も少し荷崩れを起こした箇所があった程度で済んだそうです。

ロケーションやニュースなどの情報から勝手に↓のような状況をイメージしていたのですが

良い意味で予想を大きく外れてくれて、被害がほぼなくて本当に良かったですヽ(^o^)丿。

1/4(木)にお邪魔したのですが、この日は快晴で、とても数日前に大きな地震が来たとは想像できないくらいに富山湾も穏やかでした。

富山湾パノラマ
パノラマで撮ってみました。

この富山湾の向こう側に見えるのが能登半島です。この写真だといつも通り穏やかに感じますが、高岡、氷見、七尾、珠洲など甚大な被害を受けた地域です。
富山湾と能登半島

富山湾と能登半島
地図ではこのような感じになります。

元気に営業開始しています


皆様にはいろいろとご心配をお掛け致しましたが、おかげさまで当店及び製造・物流の拠点である富山県鮭鱒漁業協同組合さんはそれほど大きなダメージを受けずに済みました。様々なご意見もあるかとは思いますが、当店と致しましては大きな被害を受けていない以上、過度な自粛はすべきでないと考え、予定通り新年4日より営業を開始させて頂いております。

ただ直接の被害は免れたものの、当店を支えてくださっている取引先様の中には氷見や七尾、輪島など甚大な被害を受けた地域の方もいらっしゃりますので心が痛い…。一日も早い復旧をお祈りすると共に、少しでも被災された皆さんのためにお役に立てるような事はないものか、考えていきたいと思います。

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